ノディラ アミノヴァ 【文】
ウズベキスタンの首都タシケント生まれ。祖父の遺志を引き継ぎ、幼少の頃から家庭教師に日本語を学ぶ。2001年東洋学大学高校に入学、2004年東洋学大学大学院で、日本語教育・日本文学を学び、その後日本に留学。関西大学、東京外語大学、筑波大学修士博士課程にて、日本文化、日本語教育、日本文学を専攻。日本とウズベキスタンの架け橋になりたいという夢を実現するには、社会人として日本の社会を理解することが必要と考え、民間企業に就職し、勤務するかたわら、2013年夏目漱石の「こゝろ」をウズベク語に翻訳し出版。この本はウズベキスタンで最初の日本の小説の本格的なウズベク語翻訳書籍となる。現在、日本とウズベキスタンの架け橋になりつつ、世界平和の為に役に立つことを目標に活動している。
山田 径子(やまだみちこ)【絵】
埼玉県生まれ、東京都で幼少期を過ごし、12歳からつくば市在住。小学3年生より油絵を描き始め、デザイン学校で、グラフィックデザインと写真を学んだ後、1987年から印刷会社でデザイナーとして勤務。1997年に独立し、デザイン・広告の仕事をする傍ら、写真、絵画などのクリエイティブワークなど幅広く活躍。近年は、ノディラアミノヴァの活動に賛同し、その足跡を写真に残す活動をするほか、夏目漱石の「こゝろ」ウズベク語版の表紙デザインと、挿絵の制作などを手がける。